ビションフリーゼのヴィーは悪性のリンパ腫を発病してから6カ月が経過しました。
今はカラダにあった抗がん剤が見つかって、治療を続けることで病状は治まって穏やかに暮らせている状態です。
無事に12歳の誕生日も迎えることができて、食欲もあり、しっかりとした足取りでお散歩も楽しんでいます。
今回は発病から半年目にうけた定期検診の記録です。
リンパ腫を発病してから半年経ちました
2020年9月に悪性のリンパ腫になってから、6ヵ月経つので今のカラダの状態を調べる目的で、定期検診をやることになりました。
いつもの抗がん剤の点滴治療以外にも、エコーやレントゲンとかたくさん検査するようです。
病気がわかった時のブログはこちらです。
病気がわかってから半年。
抗がん剤の他にエコーやレントゲンの検査もする。再発していませんように…
病院に来るとハァハァして
緊張してる。腫瘍が体表にでるタイプと内臓にでるタイプで、症状がちがうらしい。#ビションフリーゼ#ちょっと体重増えてました😅 pic.twitter.com/fW1Kgi3xaY
— ロコ&vie (@vie_roko) March 15, 2021
やっぱり病院は落ちつかないようで、そわそわして呼吸が荒くなってしまうヴィー。私も一緒に緊張してカラダに力がはいってしまう。
午前中に病院に行って、お迎えに行くのは夕方4時ころ。半日入院て感じです。
抗がん剤の治療は、点滴で静脈からゆっくり3時間くらいかけて薬剤をカラダに入れる。
動物病院の院長先生から、悪い結果を聞くのが怖くて気が重いまま、夕方にお迎えにいきました。
発病から半年のエコー検査
毎回やっている血液検査は試験項目を増やして、腹部レントゲンと超音波断層検査(エコー)は半年に1回なのでいろんな臓器をしっかり検査してもらいました。
上の写真はエコー検査の結果。脾臓や腎臓、胆のうや膀胱はキレイな状態で内臓にはリンパ腫は見られないそうです。
続いて院長先生が触診で体表からリンパ腫をチェックしてくれます。
出典:ペットの保険FPC
2020年9月にヴィーは右側ののどに1か所、左右のそけい部に2か所に悪性のリンパ腫が見つかりました。その3か所の組織を切りとる生体検査の手術をして悪性と診断されました。
すべてのリンパ節を触診して、今回は再発はしていないと言れました。
余命1年の半分がすぎました
病気がわかった時に、なにも治療をしなければ6週間もちませんと言われました。
その後、4種類の抗がん剤を順番に試して治療をはじめ、今やっと6カ月過ぎたわけですが…
振り返ってみると病気がわかってからの1~3ヶ月目は、飼い主の私が動揺してしまって・・・そしてヴィーも激しい副作用で毛が抜けたりして大変な時期でした。
そして発病してから4~6ヶ月目はドッグフードをいろいろ試してみて体に良いものを食べるようにしました。そうするといつもの様な、元気であかるいヴィーが戻ってきてくれました。
抗がん剤で抜け落ちた毛も生えてきて、いつもと変わりのない生活が送れる位に回復してくれました。
食欲もあって、犬友とのお散歩も楽しめる毎日がとても穏やかですが、ときどき不安を感じるのが動物病院の院長先生の言葉です。
今まで抗がん剤治療をして1番長生きしたのは、3年だったそうですが、だいたいは1年くらいが余命だといわれました。
ヴィーは発病から6ヵ月は無事に過ごせたけれど、あと半年しか時間はないのか?と少し先のことを考えると怖くなります。
原因不明の下痢が続く
抗がん剤の効果でリンパ腫が抑えられているので、普通の生活がおくれているヴィーですが原因がわからない下痢になることが増えました。
発病したときは週1回の抗がん剤でしたが、6ヵ月たつと2週に1回で治療間隔が広くなりました。
抗がん剤治療で半日入院して帰ってくると、その2~3日後にひどい下痢をおこします。ひどいときは血便がでてまた病院へ行くことも度々。
動物病院の先生に便を調べてもらって、注射をして下痢をとめて、薬を処方してもらう。薬は抗生物質と下痢止めと整腸剤の3種類です。
抗がん剤で下痢になるような成分は入っていないので、腸内環境が悪くなって免疫力が下がってしまうのが原因ではないかといわれました。
おなかを整えるドッグフード
ヴィーは12歳でシニア犬なので腸内環境が悪くなって、下痢をおこしているのではないかと思いました。
かならずと言っていいほど、病院から帰ってきて2~3日後にお腹をこわすので治療のストレスが大きいからだと思います。
そこでお腹に良いドッグフードを試してみることに♪
K9 ナチュラル ビーフ フリーズドライ
K9(ケーナイン)はニュージーランドの大自然で育った新鮮な食材で作られたフリーズドライフードです。
種類はチキン、ラム、ビーフなどたくさんありますが、今回選んだのはビーフです。
K9のカスタマーサポートの方に電話で相談したら、お腹が弱くて下痢しやすいワンコにはビーフをすすめられました。理由はビーフは油の融点が低くて消化吸収がしやすいこと。
K9ナチュラル ラムのグリーントライプ
このグリーントライプは、新鮮な牧草だけを食べて育った牛、羊、鹿、ヤギなどの反芻動物の胃から作られているドッグフードで、おやつやいつものごはんにトッピングもおすすめ。
消化酵素や乳酸菌、ビタミンやアミノ酸がたっぷりと含まれていて、腸内環境が弱ったシニア犬のおなかの調子も整えてくれるそうです。
非加熱のドッグフードで、熱に弱い栄養成分もそのままたっぷり詰まっています^^そのかわり独特のにおいがあって、犬は大好きなニオイだけど、人間にはちょっと( ̄▽ ̄;)って感じ。
どちらも水でふやかしてから、いつものドッグフードにまぜて与えてみると、うんちの質がすごく良くなってきました。
お腹をこわしてしまう回数もぐっと減ってきて、快便がでるようになりました。
フリーズドライなので、500gでもだいたい2㎏くらいのドッグフードの分量に相当します。
これを食べだしてからは、病院で下痢止めの注射もしなくて済むようになったし、抗生物質や下痢どめ、整腸剤の処方されたお薬はもしもの時のお守り代わりに持っています。
薬に頼るより、食べ物で改善できた方がヴィーのカラダにも優しいし予防にもなりますね。
リンパ腫の治療を6ヵ月続けて変わったこと
リンパ腫を発病して、抗がん剤の治療を続けて6ヵ月が経ちました。治療をしながら暮らしていています。
いままでヴィーはいくつかの病気になったことがありました。でもそれは完治したけど、リンパ腫は治らない病気です。余命も宣告されて動揺したし、余命宣告された1年までもう半年もありません。
今は緩解といって病気が治ったのではなく、病状がおさまって穏やかに過ごせています。
この半年で1番変わったのはヴィーの食欲がアップしました。ガツガツしてすごい勢いで食いついてきます( ̄▽ ̄;)
うかうかしていると指の第1関節ごと食べられちゃいそうになったり・・・動物病院の先生にに聞くと、これは薬の影響でステロイドをつかっていると食欲が増すそうです。
それ以外は今のところ平和です。パッと見る限り病気の犬には見えません。
できるかぎり一緒に時間を過ごしていきたいし、長生きしてほしいと願います。
6ヵ月目の検査結果をきいての病院からの帰り道。お花見をしながら歩いて帰ってきました。
動物病院の前の桜🌸
点滴とレントゲンとエコー
体表も内蔵も再発してませんでしたちょっとホッとして
足取りが力強い#ビションフリーゼ#抗がん剤治療中#桜の用水路 pic.twitter.com/lN6PG74rof
— ロコ&vie (@vie_roko) March 29, 2021
半年前に病気がわかって緊急入院したときは、絶望してひとりで歩いた道です。同じ道だけど桜の花の下をまた一緒に歩けるとは思っていなかった。しかもかなり力強い足取りで^^
治療もよく頑張ってるね^^
えらいね!
そんな会話を毎日しています。
できることなら今の状態が長く続きますように・・・