防災時に愛犬への飲料水を確保するために、浄水ボトルの購入しようと様々な商品を比較検討しました。
大きさや使い勝手、携帯性、洗浄能力などをチェックしていく中で、セイシェルとモンベルのどちらかにしようと!
でもどっちにしようかすごく迷ったんです。
なぜ迷ったのか?その理由と、最終的に選んだ決め手となった理由について、選んだポイントを紹介します。
セイシェルとモンベルの比較レビュー付きです。
浄水ボトルセイシェルとモンベルはどっちがいい?
防災時に愛犬と一緒に避難するために、飲料水を確保したくて浄水ボトルを探していました。
結論を最初に言いますと、防災のためにセイシェル浄水ボトルを選びました。
浄水ボトルは高額なものだと30,000円を超えるモノから、安いと2,000円くらいのものまで種類が多くて、どれが良いのか迷っていました。
スペックの比較をした結果、セイシェルとモンベル(グレイル)の2つに絞られて、どちらにするかかなり悩みました。
それぞれに良いところがあって、イマイチなところもありましたが
セイシェルに決めたのはこんな理由です。
セイシェルに決めた3つの理由
セイシェルの浄水ボトルを選んだのは3つの理由があります。
コンパクトで携帯性が良い
セイシェル浄水ボトルは大きさは直径約8cm×高さ22.8㎝。
内容量は約600mlなので、ほぼ500mlのペットボトルと同じ大きさです。
中身を入れる前の乾燥重量は、約128.5gと非常に軽量。
アウトドアで使うことを想定していて、持ち歩きやすいよう小型で軽量の浄水ボトルです。
川の水をくみ上げるときに落とさないように、ボトルの胴体には携帯に便利なアームストラップがついています。
ボトル本体の材質はポリエチレンをつかっていて、やわらかめなので、落下して岩や地面にぶつかっても割れにくい素材を使っています。
少々雑な扱いをしても、傷がつきにくいところが良いのです。
セイシェルのロゴは胴体の腹帯に^^
素材はウェットスーツの素材で厚みは2mmくらいあり、滑りにくく握りやすくなっています。
災害のとき、携帯しやすくコンパクトなつくりになっています。
セイシェル浄水ボトルの採用団体
セイシェル浄水ボトルを国際赤十字社、英国海軍、米国各州軽擦、レスキュー隊、NATO、アメリカ海兵隊などが採用している実績があります。
サバイバルの道具として認められているってことですね。
洗浄能力が高い
セイシェル(Seychelle) 携帯浄水ボトルPT サバイバルプラス 600ml GDX-SB2
セイシェルの浄水ボトルは、高密度のフィルターに水圧をかけることで浄水するしくみです。
上のイラストのように本体のボトルに原水を汲みいれて、しっかり蓋をして押し出したら純水となって出てきます。
アウトドアで使うのだったら、川や湖の水でも浄水できるという点も良いけれど、防災の面からいうと、お風呂の残り湯や雨水も飲料水になるというのが決め手になりました。
1日1リットル(約2回満水)を毎日連続使用で、約380リットル、およそ1年間使用できる能力があります。
有害物質99.8%除去できる
セイシェルのフィルターは蓋部分についていて、素材は天然ココナッツ活性炭です。
除去・減少できる有害物質は150種類、99.8%まで除去・減少できるフィルターがついています。
■セイシェル浄水ボトルが除去・減少できる物質
細菌類・病原体
(病原体原虫・大腸菌・コレラ・サルモネラ菌・炭疽菌)などの微生物
金属物質(水銀.鉛.カドミウム.アルミニウム)
化学薬品(トリハロメタン・洗剤・農薬工業廃水)
悪臭・塩素臭等
注目したいのは、セシウム等の放射性物質を除去できる世界初で唯一の浄水ボトルであることです!
セイシェル浄水ボトルが一つあれば、どんな環境でも純水がつくれるということです。
値段がお手頃
浄水ボトルを購入するにあたって、コスパを考えてみました。
セイシェル浄水ボトルは、1日1リットル毎日の連続使用で約380ℓろ過できるので、500mlのペットボトルが760本分です。
楽天価格が8,250円なので、760本分で計算すると、1本あたり10.8円ということになります。
1年後、フィルターを交換したら、交換フィルターは4,620円なので、1本あたり6円まで下がるので、コスパが良いといえます。
防災のためにペットボトルに入った水の買い置きも良いですが、災害が長引いたときのことを考えると、浄水ボトルはあったほうが良いと考えます。
犬と一緒に避難した場合、飲み水は人間用でペットにあげる水はないとまではいかなくても、優先順位は人間です。
そんなとき、浄水ボトルがあることで、水を愛犬に飲ませることができると考えて購入を決心しました。
モンベル(グレイル)の魅力的だったポイント
モンベルが正式輸入しているグレイル浄水ボトルも魅力的で、すごく悩みました。
デザインがカッコよい
モンベル認定のグレイル浄水ボトル、間違いなくカッコよいし、カラーリングがかわいいアウトドアで使っていたら楽しくなるギアだと思ってます。
配色も3種類あってカモブラック、コヨーテアンバー、ビジブリティオレンジと名前もカッコよい(笑)
グレイル浄水ボトルの使い方
グレイル ジオプレスピュリファイヤー 浄水器 ボトル 1899153
グレイル浄水ボトルは外側の色のついたアウターボトルに原水を汲みいれてから、フィルターがついたインナーをゆっくり押し込んでろ過する仕組みです。
容量の710㎜をろ過するのに8秒かかります。
サイズは直径8.6 cm×高さ26.5 cm で本体だけの重量が450gあります。
セイシェルと比べると、サイズはさほど差がないけれど、重量はグレイル浄水ボトルのほうが3.5倍重いです。
これはかなり大きなポイントになって、セイシェルを選びました。
グレイルには1サイズ小さい容量もあります。
グレイル浄水ボトルは、1日1リットル毎日の連続使用で約250ℓろ過できるので、500mlペットボトルが500本分です。
価格は10,978円なので、500本分で計算すると、1本あたり201円ということになります。
1年後、フィルターを交換したら、交換フィルターは3,960円なので、1本あたり7.9円まで下がります。
衝撃強度が高い
グレイル浄水ボトル本体の材質は、ポリプロピレンなので、セイシェルのポリエチレンと比べると本体は硬め。
傷がつきにくいのと衝撃に対して強度が高いのは魅力です。
有害物質除去率が99.99%!
グレイルのフィルターはインナーボトルの底についていて、アウターボトルにゆっくり押し込むことで、ろ過が完了します。
有害物質の除去率も99.99%できる安全な水を素早く確保できる浄水ボトルです。
■グレイル浄水ボトルが除去・減少できる物質
ウイルス(ロタウイルス、ノロウイルス、A型肝炎ウイルスなど)
バクテリア(大腸菌、サルモネラ菌、コレラ菌、赤痢菌など)
原虫除去率(エキノコックス、ジアルジア、クリプトスポリジウムなど)
化学物質・農薬・重金属も軽減
カートリッジを交換することで、くり返し使用できるのも魅力です!
セイシェルとモンベル比較!
防災のために、セイシェル浄水ボトルにした決め手となった理由と、モンベルの浄水ボトルが魅力的で迷ってしまったポイントを綴ってきました。
ここでもう1度、セイシェル浄水ボトルとモンベルのグレイル浄水ボトルを比べてみます。
まとめ
セイシェル浄水ボトルに初めて出会ったのは、ヒロシさんのキャンプ動画でした。
川の水をくみ上げて、沸かして料理しているのを見たときに、ちょっとびっくりして防災グッズとしていいなと思いました。
そしてやっぱり災害時に愛犬の水を確保するために、浄水ボトルは必要だと思い、いろいろ比較して自分に合ったものを見つけることができました。
私と愛犬にとってはセイシェル浄水ボトルが1番いいかなという判断になりました。
水は命綱です。地震や洪水、台風など災害に備えて、防災グッズのひとつに加えてみるのはいかがですか?