ビションフリーゼのヴィーは、2020年9月に悪性リンパ腫になりました。
ほうっておいたら6週間もたないとの余命宣告。
抗がん剤の副作用でふわふわだった白い毛が抜け落ちたり、嘔吐と下痢に苦しんだ時期も超えて1年4ヶ月目まで生きのびた記録です。
発病から1年4ヶ月たったヴィーの体調
愛犬ヴィーが病気になってから16ヶ月が経ちました。
治療してくれる動物病院の先生からは、悪性リンパ腫になったらおおよそ1年4ヶ月くらいの寿命ですよといわれていました。
だから毎日怖くて、その日が来るのが恐ろしくて、ヴィーの体調にすごく神経質になって日々を過ごしてきました。
とくに2021年はずっとビクビクして過ごしていたんだけれど、2022年に入ってからは抗がん剤治療が効いて今まで再発もせず、副作用もなくなって、平和な日を過ごせています。
13歳の誕生日をむかえました
13歳の誕生日💗
大好きなものを少しずつ
美味しくいただきます♪
食欲は止まらず😅#ビションフリーゼ#13歳になりました#今日は好きなもの解禁#食欲無尽蔵 pic.twitter.com/MB8JaXOJEt
— ロコ&vie (@vie_roko) January 7, 2022
ヴィーの誕生日は1月7日です。
無事に13歳を迎えることができました(^^)/
人間に例えると小型犬の13歳は、人間の68歳にあたるようです。
シニア犬や老犬といわれる世代にはいってきて、犬は歳をとるスピードがすごく早いですね。気がついたら飼い主の私を追い越してしまっていました。
お誕生日には犬も人間も食べられるケーキを作りました。
ヴィーは粉ものが大好きで、フランスパンやトースト、肉まんの皮に大興奮します。
小麦粉が苦手なワンコでも食べられるように米粉を使って作ってみました。
泡立てることができれば、材料はシンプルで簡単にできるケーキの作り方はこちらで紹介しています♪
ごはんは食べたいときに少しづつ
シニア犬になると運動量が減って、食欲があまりなくなってくるといいますね。
ヴィーの場合、もともと運動量は少ないのですが、食欲は病気になってから倍増しました。
飲んでいる薬の影響もあるようで、以前よりもガツガツ食べるようになって、食欲マシマシ(;’∀’)
病気になったのを機に、食事をすべて見直してカラダに良いものを食べさせるようになったからかもしれませんが、食欲がものすごくあります。
ただシニア犬は食べ物を消化吸収する力は衰えてくると思うので、1日に与える回数を増やして、消化しやすいように量を減らして与えています。
今までは朝と夕方の2回の食事を与えていましたが、おなかがすいた時のおやつとして、ウェットタイプのドッグフードブッチを温めて与えています。
ブッチは低カロリーなので、体重管理がしやすく、お肉みたいで食いつきがよく気に入って食べてくれます。
月に1回下痢でペースト便
今月3度目の下痢💦
朝3時から1時間おきに
しんどそうなので病院へずっとブルブル震えて
下痢止めの注射とお薬もらって体重も500g減ってた
いつも食べ慣れたモノを
少しの量食べるように#ゲーリーピーコ#早く治そうね#ビションフリーゼ pic.twitter.com/7I0iy8vGry— ロコ&vie (@vie_roko) January 21, 2022
ヴィーは月に1回くらいのペースで、おなかの調子が突然わるくなって、恐ろしいくらいの下痢になります。
動物病院の先生によると、下痢と抗がん剤の関連性はないようですが、いつも同じものを食べていても、突然下痢になります。
下痢止め用に、常備薬3種類をいつも処方してもらっていますが・・・
紙包は抗生剤
白はデルクリアーという下痢止め薬
ピンクはビオイムバスター錠で胃腸の保護
1月の下痢は常備薬では治らなかったので、病院で下痢止めの注射をしてもらって、やっと治まりました。
体重も500gも減ってしまって、おなかの中が空っぽになってしまったようです。
おなかの中からギュルギュル~…と大きな音が聞こえてくると、下痢の前兆なので、気がついた時には薬を飲ませるようにしています。
1日中ずっと寝てます
ヴィーは1日の長い時間を、ほぼ寝て過ごしています。
お散歩で外に出るときだけ、はりきって歩いてくれるけど、家ではすっごく大人しくてシーンとして、やっぱり歳をとったんだなぁ…と実感しています。
お散歩は、夏は朝と夕方の2回、寒い時期は夕方の1回、約1時間くらいクン活していますが、それ以外は家の中でいつも決まったところでくつろいでいます。
お気に入りはソファの上で、ブランケットを足で耕して気に入った形にして乗っかります。飼い主の私から1メートル以内に陣取っています。
ロコ兄がリンパ腫で亡くなりました
ロコ兄がリンパ腫で逝ってしまった
ヴィーがいつもよりくっついてきて
寄り添ってくれる体温があったかくて沁みるな#悪性リンパ腫#ヴィーはやさしい#ヴィーもリンパ腫 pic.twitter.com/AqPy32WInA
— ロコ&vie (@vie_roko) February 25, 2022
2月の末に飼い主のロコの兄が、悪性のリンパ腫で亡くなりました。
ヴィーとおなじ病気でした。
8歳年上のロコ兄は4年前にみつかったリンパ腫の治療を続けていました。2月の抗がん剤治療の効果がなく、治療しても意味がないといわれて・・・
感染症の影響で家族は病院に行けないので、在宅医療にしようとしたときに、悪化してしまい腸閉塞をおこしてしまいました。
最期の数時間だけ、家に帰ってくることができて、家族に見守られて静かに逝きました。
リンパ腫からはじまって、脊髄に転移しておなかの中はガンでいっぱいになってしまった。痛くてベッドに横にもなれずにいました。
亡くなってはじめて痛みから解放されて、穏やかな顔をしていました。
がっかりしている私にヴィーが寄り添ってくれて、慰めてくれました。
犬友のマロンがガンで亡くなったこと
お散歩仲間の犬友のイタグレのマロンが、13歳で亡くなりました。
マロンのガンが見つかったのは、ヴィーのリンパ腫が見つかった半年後の2021年の春でした。
右前足を切断して1週間で、もう散歩に復活していたマロンは3本足だけど、上手に歩いてお散歩もしていたから、ガンは治ったんだなっと思っていたんだけど・・・
ヴィーと同じ病院で抗がん剤治療をして、一緒に頑張ってきたから、死んでしまったと聞いた時はショックで悲しかった。
まとめ
愛犬ヴィーが悪性リンパ腫になってから16ヶ月たって、寿命といわれた1年4ヶ月を超えました。
今は状態も落ち着いていて、食欲もあって、散歩も楽しめて、平和な時間を過ごすことができています。
月に1度の抗がん剤の治療と、3ヶ月に1度のレントゲンやエコー検査をしながら、再発しないようにカラダの中から体質改善して免疫力アップできるように、ドッグフードも見直してきました。
いろんないいことが重なって、今を生きていられる事にはとっても感謝しています。
ただ同じリンパ腫で兄が亡くなったこと、一緒に治療していたマロンが亡くなったのは、やっぱり悲しくて寂しい。
すこしでもヴィーとの平和な日が続きますように!
わたしにできることは何だろうか…いつも考えています。