犬を飼うって決めたときに、友人から「キレイな家がボロボロになるんだねー」といわれたことがあります。そのときは聞き流していたけど、犬を飼い始めて分かるボロボロの意味。
たしかにボロボロになりました( ̄▽ ̄;)
ただし対処法を知っていれば、ボロボロにならなかったかもしれない。
今回は初心者ゆえにボロボロになってしまった家とおすすめの対処法を紹介します。これから犬を飼おうと思っているあなたに、ぜひ知っておいて欲しいから♪
犬を飼う夢がやっとかなったけど・・・
犬と一緒に暮らしたいと思ったときから、犬を飼える環境を整えようと準備をしてきました。
犬を飼える家に引っ越して、ケージやリードなどのペット用品を買いそろえてワクワクしながら愛犬が家に来るのを心待ちにしていました。
そしてやっと我が家にきてくれたビションフリーゼのヴィー♪
かわいくて、温かくて、1日中見ていても飽きない「うちの子1番!」な親バカぶりだったけど、初心者飼い主のわたしは知らないことばっかりで、暮らし始めてはじめてわかることがたくさんありました。
というか、暮らさないとわからないことばかり( ̄▽ ̄;)
今まで自分中心だった暮らしが、犬中心なって、犬の成長とともに飼い主も成長していくものですね。犬と一緒に暮らし始めて家がボロボロになっていくのを、これくらいはしょうがないぁ・・・とあきらめることを覚えました(笑)
そんなボロボロの記録を紹介します♪
1.いろんなものをとにかくかじる
人間と同じで犬も乳歯から永久歯に生えかわる時期があります。犬を飼ってみて初めてわかったことだけど、子犬のころの1~2か月くらい歯がかゆいようで、いろんなものにかじりついていました。
家に慣れてくると子犬の頃は好奇心旺盛なので、家の中のものに興味を持つようになってきます。その時期と歯がかゆい時期が重なって、いろいろかじりました。
新築のマンションも犬には関係ないですよね( ̄▽ ̄;)
今ではすっかり落ち着いて、いたずらもしなくなったけど、かじられてダメージを受けたものをみると子犬のころを思い出して「しょうがないなぁ」と思いつつ、クスッと笑いがでます。
ビションフリーゼは比較的おとなしくておっとりしている犬だけど、それでもこんな感じで破壊されました。
洗面所の壁もカジカジ
かじられて、はがれ落ちた壁紙を修復すると、しつこく同じところをまたはがす…
これを何度もくり返してボロボロになっていった洗面所の壁。
壁紙にかじりついてはがしたのはこの1カ所だけですが、初めてだったので衝撃でした。
楽しそうに遊び感覚でかじっていたので、やってはいけないことだと教える躾をしないと家がボロボロになっていく気がしました。
買ったばかりのソファもカジカジ
当時買ったばかりの15万円くらいする新品のソファのひじ掛け部分もかじられました。
これはソファでヴィーと一緒に昼寝をしていて、起きたらこうなっていました。
目が覚めて夢かと思ったけど現実でした。
ソファをかじったのは1回だけ。今ではもう時間がたって笑いに変わったけど、かじられたころは仕方がないけどガッカリしていましたね^^
たったひとつのおもちゃもカジカジ
おもちゃに興味のないヴィーがもっているたった1つのゴジラのぬいぐるみ。
なぜかゴジラの左足だけをカジカジ。中綿がでてくるので、繕っても繕ってもこの足だけかじる。
ほかの足はかじらないのに、この足だけかじる。とうとう根負けして縫わなかったら、かじるのをやめました。そして興味がなくなって放置状態・・・
いたずらをして注意をひこうとしているんだなぁと思いました。
愛犬の噛み癖対策におススメグッズ
犬が家具や壁紙をかじるのは、歯が生え変わる時期に歯がかゆいからなので、それを事前に知っていると対策ができると思います。
わたしは犬がかじる習性を知らなかったので、予防ができなかったけど(^^ゞ
犬のお散歩ともだちに紹介されて「ビターアップル」というスプレーを購入しました。リンゴから抽出した天然苦味成分なので犬がなめてしまっても安全です。
このスプレーの効果があったのか?
あま噛みしたい時期が終わったのか?
さだかではありませんが、スプレーを使いはじめてからは、家の中のモノをカジカジすることはなくなりました。
これから子犬を迎えようと思っている方は、ぜひお試しする価値ありです(^^)/
2.床は爪で傷だらけ
ビションフリーゼのヴィーが我が家に来た頃の体重は1.5㎏くらい。大人になると6㎏くらいになった大きめの小型犬といった体格です。
床を引っかくわけではないけど、歩いたりちょっと走ったりするくらいですが、床は傷だらけです。
ソファやベッドに昇るときに、すこし助走するので特にそのよく走る部分は傷が目立ちます。
犬の足や関節の保護のためにも、滑りやすい床は良くないのでコルクマットやカーペットを敷いてあげると床にも犬にも優しいです。
タイルマットは汚れた部分だけはずして洗濯できるので、犬がよく走る部分に使っています。劣化してもすぐに追加購入できるので便利ですよ♪
犬の腰を痛めないあると便利なグッズ
ソファやベッドの昇り降りにはこちらの2段になるドッグステップを購入して使っています。つかわないときはソファの下にいれておけるので、重宝しています。
はじめは犬もうまく使えなかったけど、最近はソファの下に入っていると前足でドッグステップを引きだして使うようになりました。いつもこのソファでゴロゴロするのが好きなので、犬もあると便利みたいです。
メッシュのカバーになっていて、汚れたらはずして洗うことができます。汚れも目立ちにくいので気に入って使っています。
3.おしっこトレーニング
3つめはおしっこトレーニング。これも失敗すると床が傷みますね。
子犬のころの2~3か月間くらいで、決まった場所でおしっこできるようになるので、トレーニングは終了しますが、体調がわるいときや機嫌が悪いときにこの中でしてくれないときがあります。
以前はケージのなかにトイレをおいていたのだけど、寝ると排便が一緒だとワンルームみたいなので、今ではトイレは独立させて2カ所に設定しています。
男の子で足をあげておしっこすると、飛び散るのでまわりのモノが痛みます。壁や床などをガードするタイルカーペットなどひいて定期的に交換するのがおススメです。
犬は汚れた場所でおしっこするのが嫌いなので、おしっこシートが汚れたらすぐに交換してあげる、おしっこが上手にできると褒めてあげるとトイレはココだなってすぐに覚えてくれました。
定期的におしっこしたら?と早めに促したり、尿意を感じたらここですよ~♪とサポートしてあげると失敗が少なくなります。
4.抜け毛が大変!
犬は毛が抜けるので、抜け毛で部屋が汚れます。被毛があって季節ごとに毛が抜けかわるタイプのワンちゃんは、ほんとにたくさん毛が抜けるので大変です。
犬の毛が原因でアレルギー反応をおこす飼い主さんもいるほどなので、抜け毛問題はかなり深刻です。
定期的なブラッシングで余分な毛を取り除いたり、こまめに掃除機をかけたり、ソファについた抜け毛はコロコロクリーナーではがしとったりするとキレイを保てます。
ビションフリーゼのヴィーはシングルコートで季節ごとに抜けかわらない毛質なので、子犬のころからほとんど毛が抜けなかったです。
それでもブラッシングをすると、うっすら余分な毛が抜けました。
ヴィーは病気をして強めの薬を飲んでいるとき、ごっそり毛が抜けて地肌が見えたことがあります。そのときはフワフワした白い毛のかたまりが部屋の中にいくつも落ちていました。
小さい綿菓子みたいな毛が床に落ちていました。今は強い薬をやめたので抜け毛は治まりました。
抜け毛対策としては、季節で抜けかわらないシングルコートの犬種を選ぶとぬける毛量はすごく減ります。もし抜け毛の多い犬種を選ぶときは覚悟が必要だと思います。
まとめ:犬を飼うと家がボロボロになるってホントです
犬を飼うと家がボロボロになるのか?そう聞かれてあらためて家の中を点検してみると、確かにボロボロになっている場所があります。
洗面所の壁紙はまさにボロボロ。子犬の歯の生え変わりで、歯がかゆい時期のいたずらですね。
他にも床は爪で傷だらけになり、おしっこトレーニングを失敗して床が傷んだり、抜け毛が部屋の中にふわふわと散乱したりなど…ダメージを受けている場所が多々あります。
でもこれって、抜け毛以外は子犬の頃の習性からおきた物なんですね。いたずらしたのはほんの短い期間で1歳未満の出来事でした。
犬種にもよりますが、いたずら盛りなのは子犬の時がピークです。その時期に犬の習性を考えて対策もできますね^^
今は12歳になったヴィーはいたずらは全くしません。ちょっと淋しく思うくらい穏やかで、寝ている時間が増えました。
犬を飼うと家はボロボロになるのか・・・って考えると、どんなに気をつけていても少しは傷がつく覚悟が必要かと思います。
だけど、犬と暮らすとボロボロをうわまわる楽しい時間が待っていますよ♪