ビションフリーゼの愛犬ヴィーは、13歳10ヶ月になりました。
本記事は、病気になってから27ヶ月目の記録です。
再・再発したガン細胞
- 2020年9月に悪性リンパ腫を発病
- 2022年7月に悪性リンパ腫再発(再燃)
- 2022年11月に再・再発
2022年7月の検査で再発したリンパ腫は、左右の喉と膝に4ヵ所できました。
これにより、今まで月1回だった抗がん剤治療は月2回になりました。
その後、尿もれや下痢・嘔吐などのひどい副作用に悩まされた抗がん剤治療でしたが、薬の効果があり、2か月後には4つあったリンパ腫はいったんは消えました。
右あごの下にみつかったシコリ
11月1日の抗がん剤治療で、再び再発したガン細胞が右のあごの下に1ヵ所見つかりました。
以前のモノよりも硬いリンパ節です
先生の触診によると、以前のリンパ腫よりも硬いようで、柔らかいほうが質が良いそうです。
ただ、リンパ節が腫れるのは、ほかにも原因があるかもしれないので、血液検査をしてから、いつもの抗がん剤でよいか、もっと強いものを使ったほうが良いかを決めることになりました。
血液の状態はいつもと変化が少なかったので、いつもと同じ治療をして、また2週間後に様子を見ることになりました。
すこし成長したガン細胞
2週間後の治療では、リンパ腫の塊は少し成長して直径が約2.0cmくらいの大きさになっていました。
それでも急成長ではないので、今回もいつもと同じ抗がん剤治療になりました。
血まじりの下痢と吐く
11月に入ってからのヴィーのお腹の調子は大きく乱れていました。
〇印は固まったいいウンチがでた日、18日間で8日しかありませんでした。
あとは下痢。
ひどいときは血が混じった便と、食べたモノを吐いたことも2回ありました。
そのときは後ろ足がふらついて、よろけてしまうほど。
10月にもひどい下痢が止まらなくて、いつもの常備薬では効かないので、病院で下痢止めの注射をしてもらって復活しました。
おなかの調子が悪いことや、嘔吐することは病院の先生に相談しても、はっきりしたことはわかりませんでした。
抗がん剤に下痢になったり、吐いてしまう成分は含まれていないので、副反応ではないそうです。
ヴィーと暮らす日常は楽しい
お散歩ともだちからヴィーちゃんにそっくりといって、お菓子をいただきました。
だけど人間用なので、ヴィーの反応はイマイチ。
でも袋が可愛くて食べれない・・・
歯茎から出血
やっぱり歳をとると口内環境が悪くなるのを実感しています。
1年に1回のペースで歯石とりをしていたヴィーですが、高齢になって、病気が再発してからはストレスが大きいと思い、やっていません。
若い頃は気にならなかった「お口のにおい」が気になり始めたので、歯磨きシートで歯茎を拭いてみたらうっすら血がついていました。
歯肉炎を起こしているようです。
歯肉炎について動物病院の先生に相談したところ、歯石をとるには全身麻酔でお掃除することができるけれど、今はがん治療を優先させましょうということでした。
わたしもこれ以上の治療はかわいそうなので、歯磨きケアをすることにします。
歯ブラシとか歯磨きペーストは、買っても続けるのは難しくて、挫折しちゃったので、歯石とりをしていたのですが、この頃はお手入れ不足です。
ヴィーのストレスがなるべく少ないものを取り入れることにしました。
- 食後に歯磨きシートでは歯茎と歯を拭く
- 歯磨きガムで歯石をつけないようにする
歯磨きシートで拭くのは慣れてきて、あまり嫌がらなくなりました。
おわったら歯磨きガムがもらえるのがわかっているので、大人しくしています。
貧血対策でレバー作戦
7月にリンパ腫が再発してから、血液検査の結果で貧血といわれているヴィーです。
食べ物でよくならないかな…と考えたのが豚のレバージャーキー。
気に入って食べてくれるけど、貧血の数値は現状維持。
でも、豚レバ作戦で現状維持できていると良いほうに考えることにしてます。
服を3着買いました
すこし肌寒くなってきたので、ヴィーの服を3枚買いました。
ちょっと寒いときにサッと着れるような、薄地だけどキルティングだったり、起毛してあったりするものです。
いままでビションフリーゼは服はいらないと思っていたんだけど、病気になって副反応で毛が抜けて、地肌がスケスケだから、あったほうがいいです。
お天気が崩れてきたよ〜🐶
慌ててお散歩に出発
桜の葉っぱも半分散って
季節が先に進んでるね#ヴィーの小走り#ビションフリーゼ pic.twitter.com/PNAkZ1PwVo— ロコ&vie (@vie_roko) November 13, 2022
ヴィーの服3号🐶
ボーダー生地のパーカーです♪
おなか冷やさないように😊
下痢は止まったかな?#ヴィーの小走り pic.twitter.com/98bgcTVjen
— ロコ&vie (@vie_roko) November 12, 2022
足腰がしっかりしている
お散歩であったヨークシャーテリアを3匹連れている方に年齢を聞かれて、13歳と答えたら、「足腰がしっかりしていますね!」って褒めてもらいました。
コンドロイチンとグルコサミンがたっぷり入っているので、カナガンのおかげかもです。
日々感じること
病気になってから27ヶ月たって、再発も再再発もして、時には体調を崩して暮らしているのですが、抗がん剤治療はいつかはできなくなる時が来るのも感じています。
ヴィーの毎日の体調の変化をみていて感じることですが、漠然とした不安がTwitterを見てはっきりわかりました。
犬猫が食欲あり元気で血液検査で異常値がないと健康と思っている飼主さんが多いです。慢性の病気や腫瘍では食欲や元気が無くなるのは末期です。8歳を過ぎたら年間4回は病院で丁寧に触診してもらい。同時に腹部超音波や胸部レントゲンも大切です。体調不良からでなく早期発見で健康管理をして下さい。
— 藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) (@FujiiACC) July 21, 2022
今は食欲もあり、年相応に元気もあるけど、病気が進むとやはり一気に変化はやってくるのかもしれないです。
飼い主の願いは、「病死ではなく老衰」です。
そしてペットの病状は飼い主の精神状態も反映するそうなので、毎日を楽しんでヴィーを大好きだということをしっかり伝えて時を過ごしたいと思うこの頃です。
犬と暮らすこと
犬を飼うこと
大切な存在の愛犬と一緒に暮らすのはとても幸せなことです。
大切さは変わらないけど、老犬になって、病気になって少し寂しさも感じています。